子どもを「買わない」理由にしないで

照明のある暮らしと子育ての私の体験と3歳の女の子のかわいいエピソード

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子どもが小さいから・・・

「子どもが小さいから・・・」

照明のご提案をしていると、小さいお子様がいる方には必ず出てくる問題の1つです。

・ペンダントライトをテーブルに近くすると子ども触るから

・テーブルランプは子どもが触るから

・フロアライトは子どもの上に倒れたら危ないから

どれも確かに危険ですし、特に私は自分の大切にしているものは、お菓子を食べたベタベタした手で触ってほしくないなと思っていました。

ですが、我が家の二人の子どもたちは生まれたときから、ペンダントライトやフロアライトが家にあるのことが日常。

机や椅子のように家にあって当たり前のものだったようで、多くの方が避けている照明も子どもたちにとっては「明るくするもの」以外の役割はないのか、見向きもしませんでした。

少しくらい興味を持って欲しかったのが本音です。

子どもへの危険対策

ペンダントライトやフロアランプに「触る」という行為はしなかったものの、ハイハイが始まった頃の好奇心旺盛な時期は不意に当たってしまうとこともあるので、もちろん対策はしていました。

まずはフロアランプ。

こちらはハイハイなどで勢い余ってぶつかり、倒れる可能性があるため、壁とソファ横の間に入れていました。

フロアランプを壁とソファで挟んでいる感じです。

もしくはベビーゲートで、1人では来れない場所に置いていました。(娘は4歳までに3度の引っ越しをしているため、間取りにより対策を変えています)

ペンダントライトはおすすめの取付高さであるテーブル面より70~80cm上に吊り下げていましたが、こちらは椅子の上に立っても触ることができなかったので、特に対策はせず使用しました。

イメージ写真

そんなことまでしていたの?と思われるかもしれませんが、こんな対策をしていたのも3~4歳くらいまで。

それ以降はフロアランプは倒れると危ないから、フロアランプの真横では遊ばないように伝えていました。

危険を回避するために、その環境をつくらないのも1つの方法ですし、

「あぶない」がわかる年齢になったら、家の中にある「危険を伝える」というのも1つ方法だと思っています。

ある女の子の相棒

先日参加したあるオンラインセミナーでのエピソード。

海外照明メーカーのAさんが知人宅へ行くと3歳の女の子が、Aさんに話しかけてきたそうです。

「これ、わたしの」

手にはルイスポールセンのパンテラポータブルを持っていたんだとか。

その女の子は、おもちゃで遊ぶときも、食事の時も、寝るときも、MYパンテラポータブルを持ち歩いていて、その様子がとても愛らしかったと話されていました。

おままごとのキッチンの上に置かれたパンテラポータブルと後ろ姿の女の子の写真も一緒に紹介してくださいました。

その写真とお話だけで、まるでお人形を家中に持ち歩くように、相棒としてパンテラポータブルの細い部分をギュッと握り、大切に持ち歩いている姿が目に浮かびます。

「これは大切なもの」と伝えたら、お子様でもきっと大切にしてくれます。

家族が大切にしているものなら、それは子どもにも伝わると私は思っています。

例えば、家にあるお仏壇。家族みんなが大切にしているものですよね。

子どもが小さいからと、どこか移動させることもないし、シールを貼ったり落書きをする話も私はこれまで聞いたことはありません。

もし、そのようなことがあったら、これはみんなが大切にしているからシールは違うところに貼ろうと伝えるはずです。

「子どもが小さいから」を理由に諦めるのではなく、「一緒に大切にしようね」という子育ても素敵ですよね。

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