2021.8  無印良品セール中の照明はこう使う

2021.8.13から無印良品で一部商品がセールになっています。

照明も数点ありましたので、明るさや私のおすすめな使い方をまとめました。

目次

プロが見る、無印良品の照明

照明に関して言えば、店舗数が多く、実物を確認しやすいのが無印良品の強みです。

シンプルを極めているなと思います。辛口で言うと面白味はありません。

シンプルを求めている方は無印良品のものを選ぶと間違いはありませんが、明るさには要注意です。

日本人は明るさ重視、さらには事務所で使用する昼白色・昼光色の光の色を好みます。

ですが、無印良品はLED電球25W相当・40W相当など、やや暗めの電球を使ったものが多いです。

これまで電器店で買った照明を使用していた方が、シンプル・おしゃれを求め、無印良品の照明を店頭でのデザインに惚れ購入した場合、実際家に取り付けてみると「暗っ!!」と感じることがあるだろうなと思います。

『無印良品』のコンセプトを考えると当然なのですが、明るい生活に慣れている日本人は暗くて失敗したと思う方が多いのではないでしょうか。

購入前には、必ず明るさの確認はしてくださいね。

間違いがないのは、商品の詳細に書いてある、○○W相当(ワット)より○○lm(ルーメン・光の量)です。

2021年8月のセール品

今回セール対象商品は、ペンダントライト3品番・アームライト2品番。

ペンダントライト5品番についての解説をしたいと思いますが、こちらの商品は生産終了品の可能性があり、

展示・在庫がないこともあるようですので、ご注意ください。

・ペンダントライト 四角・M/シェード:プレー/コード・フランジ:ブラック

・ペンダントライト台形・M/シェード・コード・フランジ:ホワイト

・ペンダントライト台形・L(素材・カラー違い3種類)

 

ペンダント四角・M

基本情報

型番:MJ-PSKM-K

光源:LED電球一般型×1灯(別売)

口金:E26×1個(100W相当以下使用可)

サイズ:幅37×奥行26×高さ約49~149cm(シェードサイズ:幅37×奥行26×高さ24cm)

重さ:1.9㎏

こちらのデザインは、ほとんどの方がダイニングに使用されるのではないでしょうか。

4人掛けテーブルなら60Wまたは100W相当、6人掛けテーブルの場合は100W相当がおすすめです。

ダイニングの目的は本来食事ですので、食事をするには十分の明るさです。

例えば、我が家のダイニングは4・5畳程度。

4人掛けテーブルで60W×3灯のペンダントライトがあるので、食事も勉強もできる明るさがありますが、これが60W×1灯の場合は、食事以外の場面ではプラスのあかりがあった方が文字を読んだり書いたりなどはしやくすなります。

こちらは布シェードですので、器具全体から光が出ます。

部屋全体の明るさが欲しいという方には、こういった器具全体から光が出るものがおすすめです。

点灯している様子

下から見た様子

お部屋の広さや間取りでリビングの光が、どれくらいダイニングに入ってくるかにもよりますが、

リビングとダイニングが別空間の場合は、こちらのペンダントライトだけでは暗いと感じるでしょう。

ペンダントライト台形・M

基本情報

型番:MJ-PD36A-W

光源:LED内蔵

全光束:375lm

ワット区分:一般白熱電球60形相当

光色:電球色

サイズ:幅36×奥行36×高さ約40~180cm(シェードサイズ:幅36×奥行36×高さ14.6cm)

重さ:2㎏

こういった台形タイプはダイニングだけでなく、コードを短くし天井近くに吊って部屋全体の照明として使用される方もいらっしゃいますが、こちらは直径36cmですので、ダイニングに使用される方が多いと思います。

こちらの商品の注意点は3つ。

①光源

こちらはLED内蔵ですので、LEDが切れると電球だけの交換はできず、器具本体ごとの交換になります。

寿命の記載はありませんが、通常LED寿命は40000時間ですので、1日8時間点灯で13年は使用できるという計算になります。

照明器具本体の寿命は8年ですので、十分役割は果たしています。

②lm(ルーメン)数(光の量)

<ワットの区分:一般白熱電球60形相当>となっています。

ここだけをみると、「60形電球と同じくらいの明るさがある」と思う方がほとんどです。

ですが、本来一般白熱電球60形相当のLED電球は810lmです。

こちらの器具の全光束は375lm。

LEDの粒を見せないためについているカバーが明るさを半分以下に抑えているのではないでしょうか。

下から見た様子。真ん中の丸がカバー。

カバーには次のメリットがあります。

・まぶしさを防ぐ

・テーブルの上に吊り下げた状態でもLEDが丸見えにならない

明るさよりも重視したいことがある、無印良品らしい商品だと思います。

2~4人掛けテーブルで食事をするには問題ないでしょう。

③シェードは不透過性

カバー面積が広いためテーブル面を均等に照らしますが、シェードは不透過ですので空間全体の明るさが欲しい方には物足りないと思います。

点灯している様子

空間全体の明るさが欲しい方は、明るさをプラスすることがおすすめです。

例えば、、、

①無印良品からシステムライト本体という名称で引掛けシーリング用ダクトを販売していますので、それを利用し、ペンダントライト+スポットライトで明るさをプラスする。

→テーブル面を照らしたり、近くにある壁を照らすもいいです。

システムライト本体とスポットライトは別売です

②シェードが上面開放のフロアライトをプラスする。

→壁際に置くことで天井や壁を照らし、お部屋全体を明るくしてくれます。

さらに明るさが欲しい方はカウンター上などにテーブルライトを置くのもいいです。

ペンダントライト台形・L(素材・カラー違い3種類)

基本情報

型番:A)シェード・コード・フランジ:ホワイト        MJ-PD42A-W

   B)シェード:透過、コード・フランジ:ホワイト   MJ-PDT42A-W

           C)シェード:透過、コード・フランジ:ブラック   MJ-PDT42A-BK

光源:LED内蔵

全光束:675lm

ワット区分:一般白熱電球100形相当

光色:電球色

サイズ:幅42×奥行42×高さ約37~177cm(シェードサイズ:幅42×奥行42×高さ17cm)

重さ:2.4㎏

こちらは②ペンダント台形・Mの大きさ・明るさをUPしたもの。

直径42cmあるので、4人掛けテーブルには低い位置で設置すると圧迫感を感じると思います。

注意点は②のものと同じになります。

<追加注意点>

一般電球100形相当ですが、全光束は675lm。

電器店などに売っている100形相当のLED電球は1520lmあるので、こちらもカバーがあるため、

明るさを抑えているようです。

こちらのサイズになると、ダイニングテーブルの上ではなくコードを短くして天井に近い位置で吊り下げ、

部屋全体の照明として購入される方もいます。

私の経験では4.5畳でもこの明るさでは、暗く感じる人の方が多いと思います。

(暗い方が好きという方を除きます)

A)シェード・コード・フランジ:ホワイト        MJ-PD42A-W

シェードが不透過性のため、テーブル面を均等に照らしますがお部屋全体には明るさは不足します。

②同様、スポットライトやスタンドライトで明るさをプラスするのがおすすめです。

B)シェード:透過、コード・フランジ:ホワイト   MJ-PDT42A-W

シェードが透過性のため、器具全体から光が出てきます。

コード・フランジともホワイトですので、どんな空間にも馴染みやすくシンプルを求めている方におすすめです。

C)シェード:透過、コード・フランジ:ブラック   MJ-PDT42A-BK

Bと同様にシェードが透過性ですが、コードとフランジがブラックですので、シンプルな空間の中にポイントが欲しい方におすすめです。

少しのブラックですが、空間を引き締めてくれます。

取扱説明書を見る

無印良品はオンラインショップの中にpdfの取扱説明書があります。

購入前に取扱説明書を確認することをおすすめします。

どんな方法で取り付けるのか、コードの長さはどうするのか、などがイラストつきでわかりやすく書いてあります。

オンラインショップだけの説明では不十分なことも、取扱説明書には書いてありますよ。

取扱説明書が事前にみることができるのはオンラインショップのいいところだなと思います。

そして、今回もチェックしていたら、、、

無印良品の照明の供給はパナソニックでした。

パナソニックのLED電球が推奨されていたことに納得でした。

(画像は無印良品オンラインショップからお借りしています)

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