迷う理由が値段なら、高い方を買うべき

テーブルランプを世の中に広めたく、日々活動していますが、

照明に限らず、ファッション・メイク・家具・車など、価格は正直どの世界もピンキリ。

照明を買うとき、迷う理由が価格ならぜひ値段の高い方を買ってほしいです。

目次

迷っている理由はただ1つ

何を買う時も、少し金額が大きくなると迷うものですよね。

これまで照明にお金をかけることなく、ホームセンターやネットで数千円~数万円のものを購入してきたのであれば、テーブルランプに数十万円払うのは勇気が必要です。

私も洋服、バッグ、メイク用品など、まずどれくらいの価格帯のものを買えばいいのかでいつも迷います。

もちろんデザインや色で迷うこともありますが、迷っているほどんどの理由は金額。

本当は高い金額の方が欲しいけれど、「高い」のです。

気にいっている色やデザインで価格が安ければ、迷う必要はなく即決ですよね!

私自身もこれまで何度も予算を超えていた、もしくは予算を大きく超えていたという経験が何度もあります。

迷うんですが、最終的には払える範囲であれば、高い方を選んできました。

一般的に安かろうは悪かろう

私自身「安かろうは悪かろう」という経験を何度もしてきました。

家電製品など、同じような機能だから安い方を選んだら壊れやすかったという経験ありませんか。

以前、電機メーカーに勤めていたのですが、取引先の方に「あなたの会社の商品は高い」と何度も何度も言われてきました。

ネームバリューだ、人件費が高いんだ、といろんなご意見をいただきました。

組織が大きい会社のため、地方の一般職平社員の私は、そのあたりの詳しいことはわかりません。

ただ安全性を上げるため、寿命などを他社を上回るものにするために、商品発売までに研究と実験を重ねていました。

そのため「高いには高いなりの理由がある」というのが自論です。

例えば、埋め込み照明のダウンライト。

エンドユーザーさんである、ダウンライトを家につけて実際に暮らす方(お施主様)の選ぶ基準は、「明るさ」や「デザイン」です。

一見どのメーカーも同じものに見えますが、実はメーカーにより施工が簡単とか少し手間がかかるといったことが以前はありました。

1つの家に何台も取り付けるダウンライトなので、取付をしてくださる電気工事士さんに少しでも施工が簡単になるように改良された商品もあります。

無農薬野菜が少し高いのも、それだけ農家さんの手間ひまが掛かっているからこその価格ですよね。

安いものを買って、たとえ「すぐ壊れた」とか「美味しくなかった」としても、それを買うと決めたのはわたし自身。

そんな経験から、悩む理由が価格なら高い方を選ぶようになって「やっぱりあっちにしておけばよかった」という後悔がなくなりました。

ファッションで感じた価格とテクニック

あるメイクアップアーティストの方がこんなことを言われていました。

今はデパコス・ラグジュアリーブランド・プチプチと、今はそこまで差がないから、プチプラでも高見えが出来る。プチプラの難しいところは、何でもかんでも、誰でもかんでもが綺麗にできるのではなく、そこにプラスアルファのテクニックがあることによって素敵に見せることが出来る」

これが、メイクやファッションだけでなく、照明も本当にその通りだなと思ったんです。

私はファッションやメイクには、かなり疎くユニクロやGUやしまむらをおしゃれに着こなす術はわかりません。

同じ服を着てもおしゃれさんなら、「えっ!これ〇〇のなの?」となりますが、私が着ると”若見え”や”高見え”とは無縁で、見るからに「40代半ば主婦」といった感じになります。

それに気づいてからは、人前に出るときは、プロに同行ショッピングをお願いし、選んでもらった洋服を着るようになりました。

もちろん費用は高くなりますが、仕立てやシルエットなどが違うので、着るときにテクニックは必要ありません。

サクッと着るだけで、ダサくならないだけでなく、プロに選んでもらったので「えいこさん、おしゃれ」などと言っていただくこともあります。これは私の力ではなく、プロの力なので、同行ショッピングをお願いした方のサービスをいつもおすすめしています。

なぜ照明は高い方いいのか

照明もプチプラを取り入れるにはテクニックが必要になってきます。照明業界のプチプラと言えば、ニトリやIKEAでしょうか。

「理由が価格なら、高い方を買うべき」な理由は3つあります。

1、圧倒的質感の違い

有名なもの、ブランドの照明は、ガラスや金属部分の質感や色合いがプチプラとは比べ物になりません。

ガラスや陶器は職人さんの手間ひまが掛かっているものも多く、ただ、そこに何気なく置いてあるだけで存在感があり、絵になります。

違いは、存在感だけではありません。

その本領を発揮するのは、やはり点灯したとき。

手間ひまのかかったガラスや陶器を通して見える光には、温かみや深みを感じます。

ガラスではない素材のものは、チープさを感じやすいものですが、3万円以上のランプであればプラスチック系の素材であってもチープさは感じません。むしろ、手で触れるまでガラスかと思っていたことが何度もありました。

照明はそれくらい素材と価格は比例するものなんです。

2、テクニック

先程のファッションのときに触れましたが、やはり安価なものは照明でもテクニックが必要です。

はじめてのものを買うときは、上手く扱えるかわからない不安もあり、つい安い方を選んでしまいますよね。

テーブルランプなどこれまで家になかったものを買うのであれば、ブランドや有名なものを選んだ方が失敗しません。

だって、そこにあるだけで絵になりますから。

どこにどんないった感じで置くか

どれくらい光が広がるから

ここに反射させようなど

それを置いた部屋のイメージ、光のイメージができるから、安価なものでも空間を高見えさせることができるんです。

これを読んで、

光のイメージって何?

光が広がるって何?

置くところでイメージが変わるの?

と思った方は、安価なものを選ぶことはおすすめしません。

3、満足感の違い

AのテーブルランプとBのテーブルランプのどちらを購入するか悩んでいるとします。実はAの方が素敵だと思っているけど、価格が高い。

思い切ってAを買うか、妥協してBを買うか。

悩む理由が価格なら、高価な方を購入した方が満足感がやっぱり違います。

テーブルランプなどの照明は、いつも部屋にあり、毎日必ず目に触れるもの。

見るたびに「かわいいな」「素敵だな」と思ったり、「このランプに使った金額の分まで仕事を頑張るぞ!」と思ったことがあります。

どんなものでも、高価だったけれど思い切って買ったものや、とても気に入っているものは、目に触れるだけで力になり、癒しになりますよね。

こういった一つひとつの選択が、人生や暮らしを豊かにするということに繋がると感じています。

後悔のない選び方を

照明はそうそう壊れるものではありません。

テーブルランプなど、もちろん寿命はありますが、世代を越えてまで使えるもの。

どちらを買おうか迷ったとき、その迷う理由が価格なら、買ったあと

「あ~、やっぱりこっちにしてよかった~」と思える方を選んでくださいね。

もし、それが今の収入と比べて、自分にはまだ早いとか、相応しくないと思うかもしれません。

欲しいと思ったランプが、まだ早いとか分不相応ということはなく、欲しいと思ったときがタイミングです。

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