あかり個別相談を開催しました。
今回の場所は大阪駅。
ヒアリング後、大阪駅からすぐのグランフロント大阪やルクア大阪へご案内したいと思っていたので、
ルクア大阪内のカフェにて待ち合わせをしました。
まずはヒアリングから
今回のご相談者さまは在宅ワークのとき、ダイニングテーブルでのオンライン会議やデスクワークが暗くて不便だったことがお申込みのきっかけでした。
今は職場へ出勤されているので、再度在宅ワークになったときに対応できるように、と思いヒアリングをはじめました。
事前にお送りいただいた情報はリビングダイニングで約10畳。現状を見る限りでは、明るさは十分足りています。
ダイニングは、テーブル上には備え付けのダウンライト2灯。これはよくある定番の台数で、私自身もよくご提案するやり方です。
リビングは、14畳用の丸型シーリングライト。
約10畳のリビングダイニングに14畳ですので、こちらも数字だけを見ると明るさは確保できているはずなのです。
他にも壁際のニッチにダウンライトが3灯ありました。
快晴の日はダイニングの照明だけで問題ないけれど、曇りや雨の日は昼間でもすべての照明を点けないと暗くて作業や学習ができないとのことでした。
明るさは十分なのに、なぜ暗く感じたのか
私が推測する暗く感じている原因は3つあります。
① ダイニングテーブル上のダウンライトが黒枠であること。
② そのダウンライトの直径が75mmであること。
最近は黒枠のダウンライトが人気急上昇中です。
ですが、黒枠のダウンライトは白枠にものに比べると、どうしても反射率が悪くなってしまいます。
また、ダウンライトで採用が多い直径は100mmのものですが、ご相談者様宅は75mmのため光が100mmのものに比べると広がりません。
テーブルの中心部は明るく照らされるのですが、作業や学習はテーブルの中心ではなく、椅子に座り体に近い場所にノートなどを置きますよね。
そのため、暗く感じたのではないかと思っています。
③ リビングの照明が部屋の中央ではなく、少しベランダ側に寄っていること。
これはダイニングにダウンライトを設置しているため、リビング用照明の位置が部屋(リビングダイニング)の中心よりも少しずれるのは当然のことです。
現在ご使用のものが14畳用ですので、シーリングライトの光がダイニングの方にも届くかなと思いましたが、私が予想していたよりもダイニングに光が届いていなかったようでした。
明るさの感じ方は人それぞれ。
心地よい明るさ、文字が読みやすい明るさ、などは人によって異なります。
私の役目は、相談者さまが心地よい空間で過ごせる照明提案をすることですので、照明を追加する方法をご提案しました。
インテリアショップ同行
ダウンライトで暗いと感じた場合は、簡単に天井照明の交換はできません。
そういった場合は、手軽に取り入れられるテーブルランプやフロアライトをおすすめしています。
今回もそういったものを中心にご紹介できるお店を回りました。
テーブルランプやフロアライトをご提案するとき、必ず確認するのはコンセントの位置。
今回はダイニング周辺にはコンセントがなく、キッチンカウンター上に2口コンセントがあるとのこと。
ただ、普段はお湯を沸かしたり、食洗機に使用されているそう。
そのため、ポータブルのテーブルランプにご興味を示されていました。
ポータブルタイプは持ち運びがしやすいので、お子様が学習するとき、ダイニングで使用したり自室で使用したりと、とても便利です。
デザイン性が高いものも多く、使わないときもおしゃれなインテリアになるものもたくさんあります。
もう1つご興味を示されていたのが、突っ張って固定する照明。
こちらはコンセントが必要になりますが、照明を使用するときだけ、キッチンカウンターのコンセントを使おうかなとご検討されていました。
実物を見ることが購入願望を左右する
ヒアリング中には相談者さまよりも、相談者の旦那さまの方が照明やインテリアに興味をお持ちとのことでした。
それは私自身も少し感じていました。
ですが、インテリアショップを回っていると、少しずつお気持ちの変化を感じました。
そして、最後は「帰って主人にプレゼンします!」と、インテリアショップで気になる商品を撮影され、店員さんに入荷日をご質問されていました。
ご帰宅後すぐに旦那さまに照明のお話をしてくださったそうです。
「説明を聞きながら実物をご覧になったインテリアにそこまでご興味のない相談者さま」と
「インテリアに興味はあるけれど実物をご覧になっていない旦那さま」では、
照明を購入したい気持ちは相談者さまが上回っている
と、ご連絡をいただきました。
実物をみると、ご自宅に合うかどうか、どこに置くか、などイメージがしやすくなります。
相談者さまのご自宅に新しい照明が仲間入りできますように。。。