フロアランプのある暮らし vol.4(2025.4)

今月もご覧いただきありがとうございます。

vol.4は、お客様のお宅へフロアランプをご採用いただきました。
そのお部屋を拝見し、テーブルランプとも、ブラケットライトとも違う、
フロアランプの落ち着きのある灯りと存在感がとても素敵
だなと改めて感じました。


目次

私とフロアランプの暮らし

私がフロアランプのある暮らしを始めたのは、結婚がきっかけです。

取り入れた理由は正直なところ、
「フロアランプがあるとおしゃれな部屋になるから」という
それくらいの軽い気持ちでした。

けれど実際に生活に取り入れてみると、その存在は想像以上に大きなものでした。

当時、私は転勤族。
数年ごとに引っ越しを繰り返す生活でした。

スマホもまだない時代に、やっと慣れた土地を離れ、
また新しい土地での生活を始めることにいつも不安がありました。

引っ越したばかりの部屋は、天井のシーリングライトをつけるだけでは落ち着かず、
まるで他人の家にいるような気分になるのです。

そんなとき、フロアランプの灯りをともすと、
間取りや家具の配置が違っても、「ここが自分の家なんだ」と思えたのを、
今でも覚えています。

下の写真のランプが当時使っていたものです。


夜の時間を支えてくれた灯り

夫の帰宅が遅い日は、決まってフロアランプの灯りをつけました。

ビールを片手に、好きなアーティスト(藤井フミヤさん)のライブ映像を観ることは
私にとって至福の時間でした。

今は大きくなった子どもたちにも、夜泣きの時代がありました。

なかなか寝てくれず、「今日は長い夜になりそうだな」と感じたとき、
覚悟を決めてリビングへ移動し、
ソファサイドのランプをそっと灯します。

まずは自分の心を落ち着かせることから始めました。

天井からの強い光ではなく、目線の高さに広がるやわらかな灯りは
「寝ない」と焦る、私の気持ちを落ち着かせてくれる
スイッチのような存在だったのかもしれません。


一度手放して、気づいたこと

家を建てる際、新居のイメージと合わないことや、
ブラケットライト(壁付照明)を設置したこともあり、
フロアランプは手放しました。

当時は、それで十分だと思っていたのです。
恥ずかしながら、私の照明失敗談です。

けれど先日拝見したお客様の空間には、
テーブルランプともブラケットライトとも違う、
奥深さがありました。

フロアランプは床から立ち上がる光です。

この高さがあることで、空間に自然な立体感が生まれます。


フロアランプが1台あることで、
空間に安定感と落ち着きが生まれます。

その落ち着きが部屋の上質さとして感じられる。

改めてその魅力を再認識した瞬間でした。

もう一度、私自身の暮らしにもフロアランプを迎えたいと
思わせてくれた、お客様の空間です。

Before
After

今年はフロアランプを

私はこれまで、
置きやすさや実用性からテーブルランプを選ぶことが多くありました。

けれど今年は、
改めてフロアランプを取り入れてみたいと思っています。

存在感はあるのに、決して主張しすぎない。

空間に落ち着きをつくり、静かな高級感をもたらす灯りです。

あなたの暮らしにも、一台取り入れてみませんか。

灯りが変わると、過ごす時間の質が変わります。

そしてその積み重ねが、暮らしの豊かさにつながっていくのだと、
私は感じています。

~後日談~
2025年8月、
知人のご家族が大切に使われていたフロアランプとヴィンテージチェアを
お譲りいただくご縁がありました。

年月を重ねた味わいのあるクラシカルなランプです。
下の写真のもので、今は私の部屋に置いて
毎日愛でています。

ブラケットライトやテーブルランプでは出せない
安定感と高級感を感じる灯り。

やはり、フロアランプだけにしかない
特別な役割があると実感しています。



今月の一灯(おすすめの灯り)はこちら

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