照明との出会い vol.2(2025.2)

照明ジャーナルをお読みいただき、ありがとうございます。vol.1は多くの方に届き、本当に嬉しく思っています。
今月は、私が照明に出会ったきっかけを少しお話しさせてください。


目次

インテリアと無縁だった20歳まで

実は、20歳まで
インテリアやおしゃれな照明とは無縁な暮らしでした。

インテリア系の学校へ行ってもいないし、
インテリアコーディネーターの資格を取ったのも
娘が4歳のときです。

短大に来ていた求人に応募し、電機メーカーに採用されました。

その後、照明提案の部署へ配属されたことが、
照明との出会いです。

入社するまで、私が知っていた照明は実家の灯りだけ。

会社のショールームで初めて見た
照明の種類やデザインの多さに、ただただ驚いたことを今でも覚えています。

その部署へ配属後は、照明提案の基本や応用を仕事を通じて学びました。

その中で、「照明」は部屋を明るくする役割だけでなく、
部屋の演出には欠かせないし、体と心にも繋がっていることを知ったときは
「照明はこんなにもすごかったのか」と
いい意味で心がザワザワしました。


昭和の家と、たった一つの“洋間”

実家は純和風の昭和の家です。
築60年くらいでしょうか。
最近私は「なんちゃって古民家」と呼んでいます。

唯一、応接セットとサードボードが置いてあった
応接間があります。
そこにあったのが、シャンデリアと壁付け照明。

それ以外は、ホームセンターか家電量販店で買った
和風のひも付き蛍光灯ペンダントライト。


今は、徐々にLED照明に買い替えをしていますが、
竿縁天井でシーリングライトは取付できないため
令和の今も、ほぼこのようなペンダントライトです。

まず照明を見なさい

同じ部署の先輩に配属されてすぐの頃、
「どんな空間に、どんな照明が合うのか、
 どんな照明を使っているか知るために、お店に入ったらまず照明を見るといいよ」とアドバイスをもらいました。

そこから、今日まで、どんな場所に行っても、上を見ています。

お店であれば、どんな光源をつかっているか(白熱球、蛍光灯、LEDか)
どんなサイズやデザインか
選んでいるものに意図があるか、意図はあるが価格の影響もあるか。

メニューより先に照明チェックをするため、
オーダーがいつも遅れてしまいお店の方に申し訳ないです。

こちらは京都の嵐山にあるコーヒーショップヤマモトの照明です。
昭和44年創業当時のものではないかと思います。
落ち着いた重厚感のある空間と
苦みと深みのあるコーヒーの味にピッタリのシャンデリア。
…みたいなことを考えています。


25年経っても、まだ飽きない理由

早いもので、照明と出会って25年以上が経ちました。

照明とインテリアの組み合わせはたくさんあります。
ひとりひとりの暮らしへ合わせた取り入れ方まで含めると、無限です。

まだまだ知らない照明もたくさんあります。
作家さんの作品やご当地のガラス・木材・陶磁器を使った照明との出会いは
飛び跳ねるほど嬉しくなります。

だから今も飽きることなく、
いつも新鮮な気持ちで灯りに向き合えているのかもしれません。

2024年にパリへ行ったことをきっかけに
最近はアンティークやステンドグラスの世界に惹かれ、
さらに“照明沼”へ落ちているような気がしています。


今月の一灯(おすすめの灯り)はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次